GPGG(Generator Prompt Generator Generator)
はじめに
- ユーザーが入力した作りたいものの内容から、それを実現するための「目的AI」を仮定し、その目的AIに対する指示(プロンプト)を色々カスタマイズして作成するための 「プロンプトジェネレーター」を自動生成するジェネレーター です。
このツールのサイト
具体的には?
- たとえば「 いろんなカレーを作りたい 」という入力でジェネレーターを生成すると、以下のようなジェネレーターが生成されます
- レシピ生成AI 向け カレーのレシピ生成 プロンプトジェネレーター
- 手っ取り早く試す場合は、上記の中にある「 ランダムに選択 」ボタンを押した後、「 プロンプトを生成 」ボタンを押して、その後に「 コピー(日本語) 」ボタンを押してプロンプトをコピーして、そのプロンプトをあなたがお使いの生成AIサービスに入力すると、なんらかのカレーのレシピが生成されるはずです。
- カテゴリを選択して自分でオプションを選択しカスタマイズすることができます。自分の好みに合ったカレーのレシピを生成するためのプロンプトを作れます。
- レシピ生成AI 向け カレーのレシピ生成 プロンプトジェネレーター
- このツールが最終的に生成するのはあくまでプロンプト であり、あなたの作りたいものはあなたがお使いの生成AIサービスにそのプロンプトを入力して生成することになります。
細かい機能の話
高速版と分析版
- 高速版は一気にカテゴリと選択肢内容をAIに考えさせている。そのため生成されるカテゴリ数や選択肢数が少なめだが生成時間は早め。
- 分析版はカテゴリと選択肢をそれぞれ別々にAIに考えさせていて、それぞれの数も多く生成される。そのため生成に時間がかかる。
- 無料版API KEYの使用を想定しているため、レート制限に引っかからないようにリクエスト間隔を適度に開けているのも影響して、生成時間全体で数分はかかる。
便利?な機能
- 途中レビューモード:
- 生成途中結果を確認して、ジェネレータ生成を続行するか中止するかを選択できるモード。
- オプション選択と順序変更:
- 動的に生成されたカテゴリと選択肢(チェックボックス形式)から、ユーザーが条件を選択できます。
- 選択したオプションはタグとして表示され、上位に表示されるほど条件としての優先度は高く、ドラッグ&ドロップで優先順位を変更できます。
- オプションのピン留め機能:
- 選択を固定したいオプションをピン留めして固定できます。固定したオプションはランダムに選択や選択選択をクリアしても残ります。
- ピン留めはオプションタグの左側のアイコンをクリックすることでピン留めのon/offできます。
- ピン留めのお気に入り機能:
- よく使う選択肢の組み合わせ(ピン留めされたもの)を「お気に入りセット」として名前を付けて保存し、後で簡単に呼び出して適用できます。
- 選択操作の補助:
- 選択したオプションの全クリア(ピン留めは維持可能)、ランダム選択、ピン留め/ピン留め解除、タグの個別削除などが可能です。
- 最終プロンプトの生成とワンクリックコピー:
- 選択されたオプションと順序に基づいて、目的AIに入力するための最終的なプロンプト(日本語版と英語版)を生成します。
- 生成された日本語・英語プロンプトをワンクリックでクリップボードにコピーできます。
- 設定の保存・読み込み:
- 生成されたプロンプトジェネレーター全体の設定(分析結果、カテゴリ、選択肢、概念画像URL、お気に入り設定など)をJSONファイルとしてダウンロードしたり、以前保存した設定ファイルをアップロードして復元したりできます。
- プロンプトの生成のみであればこのJSONがあればよく、APIキーの設定は不要。
欠点
- googleのGemini APIを使用しています。そのため、このツールでジェネレーターを生成するためには Google AI StudioでAPI KEYを発行する必要があります
- 普通の人が使うにはハードルが高い・・・
- 選択肢が多すぎて選んだり並び替えるのがめんどくさい
- 全種類を無理に選択しなくても良いし、ランダムに選択で適当に選んで適当にやっていいと思います。どうせAIも適当です。
元ネタ的な何か?
- 以下の動画をたまたまみた
- 【削除覚悟】pythonのTkinterで生成AIアプリの作り方
- 生成AI画像用の呪文アプリを作るという話
- 【削除覚悟】pythonのTkinterで生成AIアプリの作り方
- それで以下のように思った
- これ選択肢だけじゃなくカテゴリもAIに考えさせたらなんでもいけんじゃね?と
どうやって作ったのか?
- 最初はGoogle AI StudioのStarter Apps上で作っていた(まだGoogle AI Studioにcode assistが無い頃)
- 途中でダウンロードしてローカルでも動かせることに気づいて、そこからはGemini Code Assistantによるほぼ完全バイブコーディング
- 内部のプロンプトだけ手作業で調整したりしていた
終わりに
- プロンプト作成目的というよりはアイデアの発散目的で使ってみるのがいいかもしれません
作ってみたジェネレータのサンプル
なんか面白いネタがありましたら、#何作猫 ハッシュタグでツイートしてもらえると、それを見て追加で作ってみるかもしれません。
- AIキャラクター生成AI向けAIキャラクターのプロファイルプロンプトジェネレーター
「AIキャラクター生成AI」で「AIキャラクターのプロファイル」を生成するためのプロンプトを生成します。
- 画像生成AI向けドラゴンの画像プロンプトジェネレーター
「画像生成AI」で「ドラゴンの画像」を生成するためのプロンプトを生成します。
- 発明ジェネレーター向け猫のためのハイテク発明プロンプトジェネレーター
「発明ジェネレーター」で「猫のためのハイテク発明」を生成するためのプロンプトを生成します。
- 異世界キャラクター生成AI向け異世界主人公向けのチート能力とスキルツリープロンプトジェネレーター
「異世界キャラクター生成AI」で「異世界主人公向けのチート能力とスキルツリー」を生成するためのプロンプトを生成します。
- レシピ生成AI向けカレーのレシピプロンプトジェネレーター
「レシピ生成AI」で「カレーのレシピ」を生成するためのプロンプトを生成します。
- ストーリー生成AI向けAIホームセキュリティ vs ポルターガイストのストーリープロンプトジェネレーター
「ストーリー生成AI」で「AIホームセキュリティ vs ポルターガイストのストーリー」を生成するためのプロンプトを生成します。
- 物語生成AI向け子供向けのオリジナル寝物語プロンプトジェネレーター
「物語生成AI」で「子供向けのオリジナル寝物語」を生成するためのプロンプトを生成します。